バカルーバンザイの8次元ギャラクシー・監督■シドニー・ベッカーマン◇20世紀FOX
バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー<特別編> [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2003/08/29
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バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー<特別編> [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2004/10/22
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前から欲しかったんだが、微妙な映画なので考えていたのだが、FOXの999円キャンペーンに入ったので購入。
やっぱり、微妙な映画だわ、これ。でも、好きなタイプの映画。
ロボコップの中の人でお馴染みのピーター・ウェラーが日系の天才科学者バカルー・バンザイ(バンザイさんって何処の人だ(笑))を、演じるB級SFアクション映画。ストーリーは、次元を越える技術を開発した(マッハを越えた車を使うって所がもうね、BTTFな感じ)バンザイが、それを知った宇宙人に狙われ(ジョン・リスゴウとクリストファー・ロイド!)、その悪い宇宙人を追放した別の宇宙人から、「あいつらやっつけないと、じゃまだから地球壊すよ」と脅され、やつらをBB団でやつらを退治するって云う、ちょっとひねったありがちな物だが、まあそんなことはどうでもいい(笑)と、いうか上記のジャケットイメージまんまの映画。
この映画は、全編に流れるエレクトリカテクノな音楽とか、バンザイとバンドを組んでる(なぜ?)香港騎士団とか、変なカウボーイスタイルのジェフ・ゴールドブラム(助っ人なはずなのに役に立たない!というより邪魔っぽい)とかを、楽しむ物なのだ。だからこそ、吹き替え版が収録されていないのがすごく惜しい。字幕だけでは伝わらない、英語特有のギャグなどがバンバン入っているのだが、分かりづらい。是非とも、途中抜けるであろうTV版でもいいので、収録して欲しかった。まあ、このDVDが日本でもの凄く売れるとは思わないので、予算的に仕方ないとは思うのだけど…。
その点「ゴーストハンターズ」、「少林寺三十六房」などは、TV放映時の吹き替えが入っていて、かなりうれしかった。
作品的には、今の目で見ても特撮部分の合成などがかなりキレイで、やはりこの当時はアナログ系特撮の練熟期だったのだなあと思わせる。この映画で、あのクオリティだもの…
ただ、今観るとジョン・リスゴウ演じるリガルドが、くりいむしちゅーの有田にしか見えないのは困りもの(笑)
しかし、こんなテレ東映画劇場な作品が次々に廉価で手にはいるというのは、うれしいんだけど、妙な世の中だ(笑)
そうそう、この映画の続編って…ないよね…