ゆず・須藤真澄■秋田書店

かなり前に出てる、ゆずシリーズ初単行本の文庫版。
単行本版を持っていたんだけど、「雨の日のゆずはとことん眠い」が全部載っているというので、購入。でも、この文庫、結構前に出てたのになあ、何故に気がつかなかったのか…

久しぶりに読んだのだけれど、やっぱり面白い。ちょっと親バカぶりなところが、また良い感じだなぁ。実は、このシリーズで初めて「須藤真澄」を知って、他の作品も買い始めたので、思い出深い一冊だったりする。
しかし、このころは小さい仔猫だったゆずも、もう天寿を全うされているんだもんなあ、長いシリーズだったんだなぁ。これ読んでるときも「長い長いさんぽ」思い出して、うるっときたりしたしなぁ。

今回、初めて全部読んだ「雨の日のゆずはとことん眠い」は、加藤由子氏の「雨の日の猫はとことん眠い」を読んで、ゆずとますび氏が勉強していくという、学習マンガっぽい展開なんだけど、ゆずを通した実体験やイレギュラーなことも描かれていて、わかりやすい。
途中、へーと思う部分もかなりあって、猫の事についてかなり詳しくなっていたり。

こうなると「ゆずとまま」文庫が出たときにも、何か付け足しがあるのかなぁ。チェックしておかないと!

ゆずの本体はいなくなっちゃったけど、「どんぐりくん」やら他のマンガでも、ゆずは元気に活躍してるんで、そっちを楽しみにしていきたいなぁ。

ゆず (秋田文庫)

ゆず (秋田文庫)