Game Music Collection -Sony Computer Entertainment Japan BEST-

Game Music Collection ~Sony Computer Entertainment Japan BEST~

プレステ１時代にSCEJから発売されたゲームのテーマミュージックを集めたＣＤ。つーか、ＰＳ１発売されてから、１０年経つんだ…

アークザラッド１、グランツーリスモなど大プッシュしてたものから、ガンパレードマーチ、俺の屍を越えていけなど、ソニー的には微妙な扱いの物までよく見ると謎のチョイスになっている（笑）自分的には「The Book of watermarks 」ってどんなゲームだったかさっぱり分からないし（笑）

ただ、厳密に言うとゲーム内で使用されたテーマばかりではなくクラッシュバンディクーなどはスカスカジップス（ムーンライダース!!）が作った、ボーカル付きのイメージソングが収録されている。

さすがに全部のゲームをやって訳じゃないので、まるまるなつかしーという感じではないが、やはり半分以上はやったことがあるので、うれしい物だ。
ガンパレードマーチなどはこれで初めて聞いたのだが（ゲームは未プレイ、知識はアニメ版と知り合いから聞いた、浮気すると彼女に刺される事くらい）なんか、全然マーチじゃないのにびっくりした（笑）そーか、こんな曲だったのか〜。

発売してから１年近くやっていたＧＴなどは、曲を聴くとムービーが頭の中で自動的に再生されるようだ。しかし、ＧＴは、操作性を含め１が一番楽しかった気がするなぁ…

ＩＱシリーズはパズルゲーなのに、なぜか世界を救うかのような、大げさなオーケストラレーションが耳に心地よかったり。さすが服部隆之！

おまけに、実は密かに好きだったやるドラのエンディング曲が全部はいっているのが一番うれしかったりする。アランドラやジャンピングフラッシュは２だけだったり、ＩＱはＦＩＮＡＬだけなのに…
しかし、やるドラもギャルゲーのように見せかけた、トラウマゲーだったなぁ…ヒロインがヤクザにぼこられまくるサンパギーダ（士郎正宗がキャラデザ！）とか、ヒロインに殺されまくるダブルキャストとか、ある日突然可愛い子と同居物かと思いきや、もの凄い修羅場を体験させられる季節を抱きしめてとか、面白かったなあ。

残念なところは、古物ばかりなので仕方ないが、曲によって音質がばらつきがあることだろうか。ガンパレは少々ひどい気がする。
それに、ブックレットがかなり寂しい。各曲のデータ、歌詞、ゲーム説明が載っているのだが、ゲーム紹介がカタログの文をそのまま転載したような物で味気ない。
せっかくの企画なのだから、詳しいライターを立てて当時の様子なども入れた方が良かったのではないだろうか。

今回は収録されていないＸｉとかビブリボンとかワイルドアームスなども２枚目を出して収録してもらいたい。
最近は、ファミコン時代のサントラなどは結構復刻されたりしているのだが、ＰＳ、サターン時代のものはあまりそういう機会がないので。

自分的に、今回一番謎なのは、このＣＤの発売元がキングレコードなことだったりするんだが…